依存症

砂糖依存症の禁断症状(離脱症状)と病院での薬物治療について

砂糖依存症を克服するには避けて通れないのが禁断症状(離脱症状)。

重度の依存症でなければ禁断症状(離脱症状)があってもなんとか克服できるものですが、そうでないなら病院を頼るのも一つの手。

でも砂糖依存症を診る病院なんてあるの?その治療法であってるの?

砂糖依存症の禁断症状(離脱症状)

砂糖依存症の禁断症状はいくつかありますが、代表的な禁断症状は以下の通りです。

  • イライラする
  • 不安感が出る
  • 頭痛
  • 空腹感

などなど。

禁断症状とは通常、対象物の摂取をやめたときに出てくる症状を言います。

禁断症状は離脱症状と呼ばれることもあります。

なぜ離脱症状が起こるのか

これまで甘い物を摂取することで

脳内ドーパミンや脳内オピオイドなどの快感物質が過剰に分泌されていました。

このため高揚感や快感が得られていたわけですが、

砂糖依存を克服するために砂糖を断つと、

これまで定期的に快感物質が過剰に分泌されていたことで得られていた快感がなくなり、

反動で違う症状があらわれてきます。

この症状こそが砂糖依存症の禁断症状です。

病院での薬物治療

「砂糖依存症で砂糖の摂取をやめたい!でもできない!」という場合、

考えられる治療法の一つとして病院での治療が挙げられます。

ただ、現実には「砂糖依存症を治すための専門病院や専門診療科」は存在しません。

「過剰な砂糖の摂取の継続が麻薬摂取と同じ症状を引き起こす」

というのは臨床実験で明らかですが、

砂糖依存が病気として認知されているかどうかは別問題です。

そのため、病院に行って

「砂糖依存症を治したいんです!」と言っても

医者は「えっと・・」となってしまいます。

砂糖依存症と拒食症

一応、砂糖依存症は

「食べ物を食べる」という行為の異常性ということから、

心理学者の間では砂糖依存症を「摂食障害」と捉えるべきという見解もあります。

心理学者は砂糖依存症を摂食障害と捉える

ただ、砂糖依存症の場合、

摂食障害と言うよりは麻薬やアルコールと同様の「依存症」と捉えるほうが、

砂糖依存症の実情には合っていると思われます。

依存症の一種と捉えたほうが自然

依存症治療専門のクリニックがベスト

以上のことから、

砂糖依存症を病院で治療したい場合は、

薬物の依存を治療する「依存症治療」を得意とする病院で診察を受けると良いです。

一般的な心療内科は適応外?

基本的に一般的な心療内科や精神科では、薬による治療が優先されます。

薬を飲んで症状を抑えることで徐々に回復させていくのが、心療内科や精神科の一般的な治療方法です。

しかし砂糖依存症の場合は、

処方薬の服用だけでなく認知の改めや行動の改善も重要になります。

これを認知行動療法と呼びます。

認知行動療法とは

思考のクセや認知の歪みに気付く認知療法
学習によって行動を変える行動療法
二つをあわせた治療法を「認知行動療法」という。

うつ病などの精神疾患に良いとされているにもかかわらず、

日本ではこの治療法を導入しているクリニックは極わずかというのが実態です。

よって、依存症治療を専門とするクリニックに相談するのが一番合っていると思います。

砂糖依存症の薬物治療

心療内科で処方される薬は、

一部の脳内物質を増やしたり抑制したりする効果を狙って処方されるものです。

そういう意味では、砂糖依存症の治療に合っているようにも見えますが、

薬物治療では砂糖依存になった原因を解消できません。

砂糖依存症になった原因を突き止めて、
その原因を解決するほうが重要!
ストレスが原因にあるならそのストレス元を断つことが必要!

また、砂糖依存症の原因が思考の歪みにあるのなら、

その歪みに気付き正す事が必要です。

認知行動療法を基本として、薬物治療も併用するなら効果はあると思いますが、

薬物治療のみを主体とする病院やクリニックでは、

砂糖依存症を克服するのは難しいでしょう。

とは言っても、重度の砂糖依存症でないなら、

病院に行かなくても自分で治すことができますけどね。